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Mashup Seminar in Fukui 2012 参加レポート
2012年01月21日

Mashup Seminar in Fukui 2012 に参加しました。昨年も参加しましたが、最新技術の動向や、世の中に求められるソフトウェアの傾向がつかめる素晴らしいイベントです。そして、今回は特によくセミナーなどでご一緒させていただく、中西さん・山森さんペアが、こともあろうにMashup Awards 7 の大賞を受賞!その凱旋講演ということで、鼻息荒く参加した次第であります。
では、簡単に各セッションを振り返ります。
「Mashup Awards 7 ~福井が最高に盛り上がったコンテストを振り返って~」山本 大策さん(リクルートメディアテクノロジーラボ)
まずは、Mashup Awards 7 の活動報告を Mashup Awards 7 事務局長の山本さんから。2011年からの新たな取り組みとして、公開審査やアメリカでの開催を実施したとのことでした。出品作品の傾向としては、ソーシャルグラフを活用した作品、スマートフォン・タブレットに対応した作品の増加が顕著であった他、、震災からの復興支援をテーマにしたものも多かったとのことでした。今年の展望として、コワーキングスペースの提供、全国予選の開催、アジア進出などを挙げられ、今後ますます発展していくイベントだと感じました。
「時空を越えて記憶をつたえる多元的デジタルアーカイブズ」渡邉 英徳さん(首都大学東京 システムデザイン学部 准教授)
人々の記憶を未来につなぐ「多元的デジタルアーカイブズ」のコンセプトについて,「Tuvalu Visualization Project」「ナガサキ・ヒロシマアーカイブ」「東日本大震災アーカイブ」などの実例を通して解説されていました。「広島の原爆でなく、地球に落ちた原爆なんだ。だからGoogle Earthにマッピングする意味がある。」という言葉が印象的でした。散在するデータを統合して新たな価値を生み出す、「情報組織化の威力」という言葉を今後、意識してデータと向き合いたいと思います。
「福井フェローズに捧ぐ、ミブリ・テブリ開発秘話 in Mashup Awards7」中西 孝之さん(ignote)
Mashup Awards 7 に応募された約500作品の頂点を極めた「ミブリ・テブリ」。その開発秘話として、「ミブリ・テブリ」が生まれた背景、大賞受賞までのバージョンアップ履歴、デザイナー山森さんとの連携について解説されていました。最初のセッションで山本さんが話されていた「50%の完成度で応募して、審査までの間にブラッシュアップする」ということを実践されていたとのこと。ブラッシュアップの質、スピードが大切で、そのためにもチームワークは欠かせないということをあらためて感じました。今回のために作成されたオープニングムービーやエンドロールなどの演出で、中西さん山森さんのサービス精神、人を楽しませて自分も楽しみたいという想いが炸裂していました。見習いたいです。大賞受賞、本当におめでとうございます!
ふくいソフトコンペ2011 上位作品発表
ふくいソフトウェア2011 上位受賞3グループによる発表がありました。受賞するだけあってどの作品も発想がユニークで、そしてどの作品もユーザーの体験をしっかりと思い描いてモノづくりに励んでいるという点に感心しました。最新のテクノロジーと戯れつつもユーザーを中心に据え置いて開発を行っている、今の学生はそれを当たり前に行なっているように感じました。
「中西先輩に続け!KINECT他最新技術で切り開く次の10年」砂金 信一郎さん(日本マイクロソフト)
砂金さんの講演では、Microsoft が毎年発表している「Productivity Future Vision」 の中で表現されたテクノロジーを現在の技術に落としこんで解説されていました。Microsoft のようにプラットフォームをつくる会社が、その上に乗るディベロッパー、デザイナーに進む方向を示していただけるのはありがたいことです。10年という長いスパンだけでなく、数年後や直近の Microsoft 動きも話していただき、興味深くおもしろかったです。
私は昨年からセミナーだけ参加しているにすぎませんが、回を重ねる毎にイベントの魅力が倍増していっているように感じます。今年も9月に福井で開催される予定とのことで、今年はぜひ参加したいと思います。
Mashup Awards 7 の広告で使われた「あなたの中のエンジニア、ちゃんと元気にしてますか?」というキャッチコピーの「エンジニア」を「デザイナー」に置きかえて、2012年も元気に活動したいと思います。講師の方々、運営のみなさま、ありがとうございました。